コピペ検出ソフト「TUGEGUCHI(告げ口)」

コピペ検出ソフト「TUGEGUCHI(告げ口)」

コピペしたリポート、ばれちゃうぞ 検出ソフト開発asahi.comより)


「コピー・アンド・ペースト(コピペ)」の手軽さを知った学生等のリポートを一発で見抜くソフトが開発されたらしい。まだソフト名が明らかにはなっていないのでここobsqrでは暫定的に「TUGEGUCHI(告げ口)」とてもしておこう。

要は提出されたリポートの電子文書をこの「TUGEGUCHI(告げ口)」が文節や単語に分解し、類似した文章がネット上に存在しないかをチェックするというもの。学生にとってこれは苦難の幕開けではないだろうか。おおよそ学生にとって、コピペリポートは当然という意識が少なからずあったであろう。私が学生時代、パソコンやネットなど未来の創造物でしかなかった頃でさえ、リポートは賢い人に頼み込んでの手書きのコピーだった。あれから何十年と時は経ったが、学生にとって便利になったのはペーストできるということだけで、やってることは古今東西同じなのである。手書きの文章が電子文書となり、賢い友人がインターネットになっただけで、当の本人の学業からの知識というものは相変わらずってわけだ。

学校側が学生達の不正を見抜く手段として開発されたこの「TUGEGUCHI(告げ口)」には翻訳ソフト等にも使われている「形態素解析」という何やらワケの分からない技術が使われているらしいが、今の学生にとっては何の挑戦状にもならない。広大なインターネットの世界を縦横無尽に楽しみ、そして支えている彼等にとって、今回開発された「TUGEGUCHI(告げ口)」の網の目をくぐり抜けることくらいお安いご用のはずだ。リポートの性質にもよるだろうけど、無駄なリポートと判断すればコピペで十分。別の大切な時間に労力を使いたまえと私なら言ってやりたい。あくまで無関係な人間の戯言ですけど。

「TUGEGUCHI(告げ口)」の開発者である金沢工大知的財産科学研究センター長の杉光一成教授は「先生が不正を見抜く技術を持てば、学生には大きな抑止力になるはず。安易にコピペできなくなれば自分で文章を考えるから、学生のためにもなる」と言っている。しかし技術をもって抑止力にしようという発想自体が安易なことに気づいていない。抑止力は必ずや反発力を生む。手を伸ばせば届く距離にインターネットの世界があるというのに、指をくわえて自分で考えろとは所詮無理な話なのである。

どうも学生の肩をもつ内容になってしまったが、別に私は学生達にコピペを推奨しているわけではない。これからますます厳しくなってくるであろうインターネットの規制の中にあって、オリジナリティを大切にするという意味を深く理解することは何も学生に限ったことではない。必要とあらばコピペで十分であるが、その核となる部分は思いっきり独自のカラーを出して、存在感をアピールしてこそ生き残る道はあるのではないだろうか。

私たちobsqrが100%とは言えないが、できるだけオリジナルな文章で運営しようと決めたのはそういうことなんだ。


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