イラン、テヘラン、わしゃ知らん

イラン、テヘラン、わしゃ知らん



イランの「水増し」ミサイル実験:写真も合成WIRED VISIONより)


イランのイスラム革命防衛隊という何とも厳つい名前の軍隊が軍事演習の一環として多数のミサイルを発射したらしい。が、ご覧の通り発表した画像はフェイクだったという。


元画像



トップ画像の右から2基目のミサイルは左から2基目のミサイルの噴煙そのままだし、地上の砂煙に至っては、それはないでしょうハメネイさん、のレベルの合成だ。予算の都合があったのかもしれないけれど、ミサイル1基増やすのに何億ドル費用がかかるのかはよく分からないが、画像処理で国力を誇示しようとすれば、軍のDTPオペレーターで大体時給1000円くらいで収まるってわけだ。

この捏造された画像を西側諸国に流したのはフランスの通信社AFPであり、捏造に気付いた時には「Los Angeles Times紙」や「Chicago Tribune紙」はすでにこの写真を一面に飾っており、「BBC News」や「Yahoo! News」、「オンライン版New York Times紙」などの大手ニュースサイトも掲載済みだったというから何ともお粗末極まりない。中東諸国の軍事的な動きに対して過剰に神経質になっている欧米諸国の焦りが、情報のスピード第一主義に捕われるあまりに引き起こされたケアレスミスと言っていいかもしれない。

軍事力による世界の均勢は危ういバランスの上で成立していることはもはや周知の通りである。短絡的にミサイルを含む多くの殺戮兵器がこの世から無くなることを願うことは、ある意味別の不安を生むものでもある。七夕の短冊に「世界が平和でありますように」と書き記す小学生の感覚では決して世界は平和にはならないということだ。地球温暖化問題同様、あまりに様々な要因が絡み合いすぎていて、バランスに重点を置く以外方法がないのかもしれない。

私たち一人一人の意識を一つにすることが理想的な世界への最短距離である、ということはこんなにも簡単に理解できるというのだが。







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