何が早いとね

何が早いとね

福岡市の地下鉄は「はやかけん」asahi.comより)


福岡県の福岡市が来春から導入する地下鉄ICカード乗車券の名称を「はやかけん」にすると発表した。

まったくもってのダジャレだ。「早い」+「券」でスピード感は実感できるけど、「早か券」に変換すると途端に泥臭くなってしまうのは博多弁の土着感だろうか。現在鉄道会社がこぞって発行しているこのICカードだが、カタカナ3文字が圧倒的にそのネーミングに採用されている中、平仮名5文字で応戦した福岡市交通局。インパクトはあるがコンパクトさに欠けているような気がしないでもない。

以下、公共交通機関の発行する主なICカード

都営地下鉄・・・・・「PASMO(パスモ)」
JR北海道・・・・・・「Kitaca(キタカ)」
JR東日本・・・・・・「Suica(スイカ)」
JR西日本・・・・・・「ICOCA(イコカ)」
JR九州・・・・・・・「SUGOCA(スゴカ)」
遠州鉄道・・・・・・「NicePass(ナイスパス)」
北陸鉄道・・・・・・「ICa(アイカ)」
西日本鉄道・・・・・「nimoca(ニモカ)」
岡山電気軌道・・・・「Hareca(ハレカ)」
札幌市営地下鉄・・・「SAPICA(サピカ)」
広島都市圏バス・電車「PASPY(パスピー)」
福岡市営地下鉄・・・「HAYAKAKEN(はやかけん)」

「はやかけん」にローマ字表記があるのかないのかは分からないが、地域住民の暮らしに密着させてこそ効力を得られるこれらご当地カードは、その地域だけにしか伝わらないような語彙が利用できることもあって、ネーミングの自由度には幅がある。それに加え可愛らしい響きを持たせ、ターゲットを選ばない。この親しみやすさこそ生活に根付くものであるのだろう。

福岡市交通局では地下鉄の利用者増を期待して、準備に31億円余りを投じるという。担当者の弁によれば「よかです。お客も市ももうかるけん」だそうだ。

「もうかるけん」のほうが良かったのでは?と思うのは私だけだろうか。



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