時代を牽引するバカ野郎達

時代を牽引するバカ野郎達

ここ最近の電気自動車はそのボディデザインがとても楽しい。


自由な発想から産まれる独創性溢れるそのスタイリングはポップな色使いとも相まって見ていて飽きないし、購買欲をそそってくれる。まだまだ動力系統や駆動系統に多大な問題を抱えており、市販車として流通する域には達していないようだが、それももはや時間の問題だ。これからは各メーカーやベンチャー企業がこぞって市場に投入してくると予想される。

さて、この電気自動車。何か新しいことが始まるという予感に胸のざわつきを覚えないだろうか。この感覚に似たものといえば、他でもない、前世紀末からのIT革命だ。当時、何が出来るのかさえ分からずに購入したパソコンに夢だけを預けて、その胸のざわつきを少しづつ実感してきた人がほとんどだろう。モデムの発する不快なノイズに心躍らせる日々の連続だったに違いない。社会のあり方、個人のあり方、ビジネスのあり方、要するにコミュニケーションのあり方、もう一つ言えば恋人とのやり方、あっ、これは違う。それらがものの見事に変わってしまうのではないかと、不安すら覚えたはずだ。

幻冬舎の代表、見城徹氏の言葉に「新参者がバカをしなくて誰がする」という言葉がある。私の座右の銘だ。決して本サイトの私のプロフィールにある「門前の小僧習わぬ経を読む」ではない。それは二番目。この見城氏の言葉を借りれば、現在のIT業界は皆バカだ。かつてないほどに大バカをド真剣にやっていると言って何の問題があろうか。まだまだ10年20年の新興産業であることに変わりはない。それがあっと言う間に世界を席巻してしまったのは、そのバカが容認され、受け入れられた結果だ。いくらバカをやったからといって認められなければ意味がない。もちろん受け入れたこちら側もまた同様にバカであることから、すべてまとめてインタラクティブなバカ野郎達だ。

世界が一斉に動く時の、その空気のダイナミズム(KD)を感じることは何にも増して感動的だ。エコロジーに関する世界的思想の変革もますます実現へ向けて推し進められることだろうし、戦争や人権だって別問題ではない。世界に無頓着であることはもはやモラルハザード(倫理の欠如)である。1秒たりとも気を抜くことなどできない。

とか言ってる間に、電気自動車のこともすっかり飛んでしまったわけだが、特にベンチャーで参入する企業には度肝を抜くような斬新な車を開発していただきたい。購入する、しないはひとまず置いといて、自動車の概念を覆すようなものが進歩を後押しすることは歴史に裏付けられている。

インターネットがコミュニケーションのあり方を変えたように、電気自動車にも最先端のテクノロジーを利用して思い切りバカをやってもらいたい。



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