エゴマーク

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偽装で「環境マーク」信頼崩れた?見合わせる自治体もYahoo!より)


まあ、この手の話は今の世の中湯水のように溢れていて、今さら問題視してどうする、という感じではあるが、今回のエコマークの信頼性の失墜に関しても当然の帰結と言えるだろう。

しかしこのエコマーク。柔らかい質感の両腕が、赤ちゃんを大切に抱きしめるような感じで地球を抱きしめている。20年前にデザインされたと聞くが、現在の世の中にあっては実に痛々しいデザインではなかろうか。1億総どん引きである。

再生紙やインキ、プラスティックメーカーは高らかとこのエコマークを掲げていたにもかかわらず、その商品の半数近くは偽装であったというからやりきれない。いや、もうあきれるばかりだ。エコマークは永遠に継承されていくが、その理念はたったの20年で白紙となった。

古紙配合率の偽装というものは、私たちの生活を直接脅かすものではない。食品偽装が発覚した時ほど消費者である私たちの声も、大きいものではない。しかし名だたる大企業が口を揃えて嘘をついていたという事実を改めて実感する時、トイレでお尻を拭く私たちの手は、怒りに震える。硬便で全身をうち震わせた後にだ。「このトイレットペーパーなんだか尻触りが20%新しい感じがする」という人がいればスゴい話だが、それ以上に全国民がトイレで朝から怒り心頭であることを企業側は理解しないと、もはや経済は破綻してしまう。

うわべだけを取り繕った謝罪会見をして、国民に理解を求める姿はもう見たくない。

しかし偽装が明るみになったことで業務停止期間を過ぎた後にまさかの成長を遂げる企業もある。偽装発覚により世に名を浸透させた結果、社名や商品名をインプットされた人達が再度商品を手にするという、消費者が企業に与える最後の猶予である。1度のミスは大目に見ようという社会的風潮には少なからず不安はあるが、単一民族で肩を寄せ合って生きてきた農耕民の優しさの記憶は、そう簡単には拭い去れないものなのだろう。企業側は国民のその優しさに甘えることなく、最高の信用を提供してほしいものだ。

朝、穏やかな気持ちでお尻が拭けるように。



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