火が無いところに煙が立った

火が無いところに煙が立った

フランスで、電気たばこ「E・シガレット」が販売中ロイターより)


液体状のニコチンとプロピレン・グリコールという聞いたこともない物質が入ったカートリッジを吸うとセンサーが作動し、ニコチンを蒸気に変えてそれを吸うらしい。要は体内に取り込むためのニコチンを発生させる方法が火付けタバコとは違うというだけなのだが、これはいい。

もちろん体への害が軽減されるわけではなく、禁煙、減煙効果を期待するものでもない。しかし、煙害は多少なりとも解消されるのではないだろうか。煙じゃなくて蒸気だ。匂いや副流煙の問題は現時点では何とも言えないけれど普通のタバコの煙に比べれば、隣の席で睨みつけるオバさまの眉間の皺も多少は少なくなりそうだ。

タバコを吸うのに電気の力を借りるとは何事か、という頑固なジイさんの声をよそに、さっそうと蒸気を吹かす姿はデジタル一辺倒の世の中に見合ってなかなか様になる。エレクトロニクスの技術をさりげなくライフスタイルに取り込む姿勢はいつだってクールに見えるものだ。

値段は約1万2000円にニコチン溶液などの維持費。高いか安いかは各個人の価値によるが、是非とも私は試してみたい。

できることならばタバコだけに、FireWire接続の「i・シガレット」をアップル社に開発してほしい、というオチとともに。



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