デス・ブログ

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ブロガーも楽な商売ではないスラッシュドット・ジャパンより)


当obsqrも一応ブログである。一応と言ったのは、このサイト自体の存在に今のところ意義はないし、有益な情報の所在も不確かで、いつ閉鎖したところで誰にも迷惑はかからない。「あっ、やめちゃったのね」で済まされる。しかし一人でも訪問してくれる人がいる限り、私たちは全力を注ぎ、執筆、創作に時間を惜しまないつもりだ。とは言ったものの、やはり体を壊さない範囲での話だが。

New York Timesの記事によれば、著名なブロガーの急死や急病が増加しているという。ブログというツールの性格上、それを生業としている人にとって日々の更新は必須だ。少しでも新鮮な情報を誰よりも早く、誰よりも多く掲載しないことには、アクセス数が減るばかりでなく広告収入すら見込めなくなってしまう。そういった強迫観念的なプレッシャーが大きなストレスとなり体を肉体的にも精神的にも蝕んでいくことは容易に想像できる。

ここで拙文を読んでくださる方には大変申し上げにくい話だが、私は文章を書くことが大嫌いだ。小中高と読書感想文はすべて「あとがき」をリメイクしたものだったし、記述試験では、「平家物語」や「枕草子」の序文等の完全コピーやビートルズの訳詞などを書いた。中には誤字を訂正してくれたシャレの分かる先生もいたが、YMOのロゴを書いた時はさすがに怒られたものだ。大体記述試験において高得点を得たことなどなかった。

であるから、ここに1つ2つエントリーするだけでも苦行に近いものがあって、日々精神をすり減らしているわけだ。アクセス数が減ろうが広告収入がなかろうが今のところ私たちに関係ない話だけれど、それが足枷になってしまった時、私がどう行動するのかは想像できない。想像出来ない事をやろうとする時には、綿密な計画がいる。人的システムを考えなければ、継続するどころか無名のブロガー急死という話にもなりかねない。まっ、これは捕らぬ狸の話ではあるが。

遊園地の遊具のように、刺激に満ちた楽しいインターネット。その利便さの裏にある弊害は人の死をも厭わない。しかし今さら無くなってもそれは死に等しい虚無感を産み、あらゆる関係性というものを崩落させるに違いない。

人類にとってまだまだ全能とは言えないインターネットである。それゆえ私は、少なくともインターネットで死にたくはない。



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