インポテンツにポン・デ・リングを

インポテンツにポン・デ・リングを



「自転車乗りはEDになりやすい」:防止用サドルに新モデル登場WIRED VISIONより)

最近のエコロジーブームに伴って交通手段に自転車を多用されている方も多いだろう。しかしその自転車のサドルが男性にとっての勃起障害の要因となる研究結果が発表された。勃起障害。お洒落な横文字で言うところのインポテンツである。文部科学省公認サイトここobsqrでは多くの小中学生の手前、出来ることなら取り上げたくないニュースであるが、厚生労働省からのお達しにより世の中の少子化問題に少しでもブレーキをかける為にも掲載に踏み切る次第である。

今の自転車のほとんどがそうであるノーズ型のサドルが神経絞扼と血管閉塞を発生させ、ペニスの血流と感覚を著しく減少させ、結果男性のインポテンツを誘発するという・・・、やっぱりインポテンツという言い方はやめよう。何かこうふざけた感じに聞こえてしまって、この貴重な研究結果をないがしろにしているイメージになってしまう。第一に「ポ」がいけない。何となく丸みを帯びて柔らかく可愛らしい印象を受けないか。鼠先輩のポポポポ言ってるヒットソングは無視したとして、ポメラニアンとかタンポポとか湯たんぽを例にあげるまでもなく、その暖かみのあるホワッとした感じがたまらなく愛しい気持ちになって医学の進歩を妨げるようでは元も子もない。

調べてみるとインポテンツはドイツ語でimpotenzと綴る。最後のスペル「Z」なんかかなり攻撃的でシャープなイメージに映り勇猛果敢な気はするが、ひとたびインポと略された日には頭を垂れる稲穂同然、覇気を感じない。実るほど頭を垂れるインポかな。意味的に間違っていないような気はするけどね。しかしてこのインポテンツ。直訳での「性的不能」という言い方が人格までも否定する響きがあるとして最近では「ED」とこれまたお洒落な言葉に変わっているのはご存知だろう。何の略かと申しますと「Erectile Dysfunction」。エレクタイル?ディスファンクション?とでも読むのでしょうか?以前トヨタの車にカリーナEDというのがあった。あれは確か「エキサイティング・ドレッシー」の略だったと思うが、ネーミング的にこちらの方がより清潔で瀟酒な印象ではないだろうか。何かとテンションが下がり気味になってしまうインポテンツに対して「俺、最近エキサイティング・ドレッシー気味でね」なんて言えばミラノやパリから帰ってきたばかりで体調が芳しくない感じでパートナーも少しの猶予くらい与えてくれそうではないか。

と言うわけでどこまでいったかな?本題の自転車のサドルに話を戻そう。もちろんインポテンツは以下エキサイティング・ドレッシーと表記する。

この従来のノーズ型サドルによってエキサイティング・ドレッシーを誘発するという研究結果を発表した米国泌尿器科学会の調査では男性サイクリストのうちの中程度のエキサイティング・ドレッシー〜完全にエキサイティング・ドレッシーである者の割合が4.2%で、ランナーのエキサイティング・ドレッシー率は1.1%だったというからこの裏付けは間違いなく立証されたことになる。ある専門家はこのエキサイティング・ドレッシーとサドルとの因果関係・・・やはりエキサイティング・ドレッシーは響きはいいが書くとなると疲れるね。何かカタカナばかりで文章を読みにくい気がするし、どうしよう。何か見やすく分かり易い言葉がインポテンツの別称にないものかと調べてみると、あった。東洋医学で陽萎(ようい)とも言うそうだ。私たち日本人にとって横文字に比べると若干スタイリッシュ感はなくなるが、「俺、最近陽萎気味でね」なんて漢文みたいで逆にパートナーから博学と思われ、インポテンツで下落した株もあっという間にバブルの好景気だ。

で、ある専門家だったね。彼によれば自転車のサドルが及ぼす陽萎について、元記事ではイマイチ詳しい説明がなく分かり難いが、人間の会陰部というものはもともと人間の重量を支えるようには設計されていないという研究結果の観点から会陰部を圧迫することによって陽萎を引き起こす原因になるとも述べているそうだ。今度は会陰だ。大体会陰という曖昧なポジションをはっきりと知覚できずにいる私たちに会陰を圧迫することによって陽萎を併発すると言われてもにわかには理解し難いものではないだろうか。wikipediaによれば外陰部と肛門の間とあるが、そこを圧迫しては陽萎になるどころか、圧迫してナンボのもんじゃい、ではなかったのか?私だけか?そんなことするの「会陰 got nobody」か?

こんなところで熱くなっても仕方がない。研究結果が万人に相当するとは限らない。あくまでも陽萎の一要因として心にとめておこう。陽萎の一要因だって。

これらの研究の結果、一人でも陽萎になる可能性を減らすために開発された今回の自転車サドル。サドルのノーズ部分をなくし、お尻の骨を引っ掛けるような膨らみを持たせて股間を圧する力を軽減させた2008年モデルのMoonSaddle。全世界の男性の自転車立ちこぎに対する視線が冷ややかなものに変わる前に早めの購入が得策だろう。

陽萎周到。みたいな







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