連想想起で早朝勃起
「どこかで会ったはずなのに思い出せない」ときのお助けツール、IBMが開発(ITmediaより)
先日某料理番組で「イサキのアクアパッツァ」の作り方を紹介していた。後日ふとその番組を思い出し、今夜はアクアパッツァだと意気込んだはいいが、肝心のレシピを覚えていない。おまけに番組名も定かでない。よーしここはインターネットだと「イサキのアクアパッツァ」で検索してみる。いろいろと料理方法はあるのだが、先日見たテレビ番組のレシピが簡単で手軽なものだったから目を皿のようにして探す。ない。そうだ、何とかという俳優が作っていたなとその名前を思い出してみる。思い出せない。顔は浮かんでいるのだが名前が出てこない。さて困った。あっ確か有名な女優と離婚していたはずだが、と女優の名前を思い出す。思い出せない。童顔でオッパイがデッカイあの女優だ。といっても分からない。うーん、そうだ映画に出ていた。以前ビデオをレンタルして見た映画だ。キューバを舞台にしたタイトルは女性の名前だったような・・・思い出せない。
歳はとりたくないもので、何一つ思い出せない自分自身に苛立ちながら絞り出すように映画のタイトルを考えた。とその時、どうしてその映画を観たのかをフト思い出した。村上龍である。当時村上龍の小説を読み漁っていた私は村上龍がシナリオを書き、監督をしたこの映画を観てみようと思ったのだ。
[村上龍 映画]で検索してみる。あったあった「KYOKO」だ。主演女優は?なーんだ「高岡早紀」じゃないか。[高岡早紀 元旦那]で検索。「保阪尚希」よっしゃー。それじゃあ[保阪尚希 イサキのアクアパッツァ]でどうだ。「二人の食卓〜ありがとうのレシピ〜」これだ!発見!
と、前フリがかなり長くなって申し訳ない。米IBMがユーザーが携帯電話で記録した画像や音声、テキストなどを利用して、人名や容姿、どこで会ったかなどを思い出させてくれる「PENSIEVE」という技術を開発したらしい。私のように覚えられないほどの人数の人と出会う機会などない人にとっては無用の長物かもしれないが、ビジネス等で様々な人と出会う人たちにとっては、便利なツールとなりそうだ。
要は連想想起。文字や音声認識、情報検索などの技術を統合し情報のインデックス化とタグ付けを行うことによって、システムが関連すると思われるデータの断片を結びつけてくれるというものだそうだ。さきほどのアクアパッツァでは私の脳の中に散らばっている様々な記憶を手作業で結びつけて結果を得ることができたわけだが、この「PENSIEVE」でも入力データに関連する項目を拾い集め、最も的確な答えに導いてくれるところを見ると、かなり人間の脳に近いファジーな要素が強いシステムのようである。
「村上龍」と「アクアパッツァのレシピ」とを結びつけるところに人間の脳のすごさはあると言えるが、さらに時代が進むにつれてこういったシステムはより完璧に近づいていくのは明白である。逆に言うと私たちの脳も常にフル回転させていないと退化していくという危惧に見舞われないとも限らない。進化の先には破滅があるとはよく言われることだけに、システムがどんなに完璧であろうと、まずは自分で考えることを最優先しなければならない。
と、イサキのアクアパッツァに私は思うわけである。





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