エロ・アフィリエーター
アフィリエイト広告の起源――アフィリエイト広告の歴史(WIRED VISIONより)
今では当たり前のように各サイトに貼られているアフィリエイト広告。ウェブ広告の型として効率的かつ機能的なシステムとして経済の一翼を担っていることに異論はない。ここobsqrにおいても多少邪魔であると思いつつもサイト運営に当たってのモチベーションの一環として貼っている。
そのアフィリエイトのしくみを作ったのがアマゾンだ。と思われていた。事実私もそう思っていた。しかしその実、アフィリエイトの起源はアダルトサイトだったというから私は喰いついた。Cybereroticsというアバンギャルドなサイト名も艶やかな、老舗のアダルトサイトがアマゾン、グーグルに先んじてウェブの思想を根本的に変えるシステムを開発していたというから驚きだ。
しかしここで黙っていないのが大手の力だろう。ウェブ広告で歴史に残る技術の先駆者がアダルトサイトではまずかろうと思ったかどうかは知らないが、せっかくCybereroticsが灯したろうそくの炎をあっという間に吹き消して、ウェブ全体を自分たちの広告媒体へと燃え上がらせたわけだ。Cybereroticsの発想はそれまで誰も考えつかなかったものであり、オリジナリティという面では群を抜いていたことに間違いはない。しかしその発想を全体へと拡張する作業をしなかった。発想はよかったが意識が低かった。木を見て森を見ず。全世界に接続されている回線の1本1本にまで意識を向けていたアマゾン、グーグル他の大手が、その後津波のような怒濤の勢いでその細い回線を浸食していくことはそんなに難しいことではなかったと思う。Cybereroticsが創造した時点においてアフィリエイトというシステム、あるいは考え方は完成されていたのだ。
さきほどCybereroticsを観にいった。これといって特別な印象はないありきたりなアダルトサイト。しかしここがアフィリエイト広告の起源であると思うと、よからぬ妄想も吹き飛んで、一人感慨に耽ってしまう。アダルトサイトを感慨深げに観るのもどうかと思われるが、過去の偉大な功績を微塵も感じさせることなく今日も淡々とエロ画像を更新していく様は、現在の競争ひしめくウェブ社会をあざ笑っているようで痛快だ。
アダルトサイトもまたウェブ社会を牽引してきた一つのジャンルであろうことは、明確な事実である。ウェブ黎明期に様々なアダルトサイトを閲覧すべく、試行錯誤を繰り返していた私も、そこからウェブの何たるかを学んできた。現在のようにすべてのアダルトサイトを有害とみなし淘汰することが一概にウェブの浄化に繋がるのかと言えば、そうではない。Cybereroticsのように信じられないようなアイデアを持ったサイトはまだまだ無数にあるはずだし、活かせるところは活かしながら共存することこそ、真の「ウェブ社会」なのではないだろうか。まあ別の意味で無くなってもらっては困る面もあるのだが。ま、それはそれということで。
気になる広告をあなたがクリックする時に、頭の片隅にでもCybereroticsのことをとどめておいていただきたい。
どエロ魂をオマージュに変えて。
今では当たり前のように各サイトに貼られているアフィリエイト広告。ウェブ広告の型として効率的かつ機能的なシステムとして経済の一翼を担っていることに異論はない。ここobsqrにおいても多少邪魔であると思いつつもサイト運営に当たってのモチベーションの一環として貼っている。
そのアフィリエイトのしくみを作ったのがアマゾンだ。と思われていた。事実私もそう思っていた。しかしその実、アフィリエイトの起源はアダルトサイトだったというから私は喰いついた。Cybereroticsというアバンギャルドなサイト名も艶やかな、老舗のアダルトサイトがアマゾン、グーグルに先んじてウェブの思想を根本的に変えるシステムを開発していたというから驚きだ。
しかしここで黙っていないのが大手の力だろう。ウェブ広告で歴史に残る技術の先駆者がアダルトサイトではまずかろうと思ったかどうかは知らないが、せっかくCybereroticsが灯したろうそくの炎をあっという間に吹き消して、ウェブ全体を自分たちの広告媒体へと燃え上がらせたわけだ。Cybereroticsの発想はそれまで誰も考えつかなかったものであり、オリジナリティという面では群を抜いていたことに間違いはない。しかしその発想を全体へと拡張する作業をしなかった。発想はよかったが意識が低かった。木を見て森を見ず。全世界に接続されている回線の1本1本にまで意識を向けていたアマゾン、グーグル他の大手が、その後津波のような怒濤の勢いでその細い回線を浸食していくことはそんなに難しいことではなかったと思う。Cybereroticsが創造した時点においてアフィリエイトというシステム、あるいは考え方は完成されていたのだ。
さきほどCybereroticsを観にいった。これといって特別な印象はないありきたりなアダルトサイト。しかしここがアフィリエイト広告の起源であると思うと、よからぬ妄想も吹き飛んで、一人感慨に耽ってしまう。アダルトサイトを感慨深げに観るのもどうかと思われるが、過去の偉大な功績を微塵も感じさせることなく今日も淡々とエロ画像を更新していく様は、現在の競争ひしめくウェブ社会をあざ笑っているようで痛快だ。
アダルトサイトもまたウェブ社会を牽引してきた一つのジャンルであろうことは、明確な事実である。ウェブ黎明期に様々なアダルトサイトを閲覧すべく、試行錯誤を繰り返していた私も、そこからウェブの何たるかを学んできた。現在のようにすべてのアダルトサイトを有害とみなし淘汰することが一概にウェブの浄化に繋がるのかと言えば、そうではない。Cybereroticsのように信じられないようなアイデアを持ったサイトはまだまだ無数にあるはずだし、活かせるところは活かしながら共存することこそ、真の「ウェブ社会」なのではないだろうか。まあ別の意味で無くなってもらっては困る面もあるのだが。ま、それはそれということで。
気になる広告をあなたがクリックする時に、頭の片隅にでもCybereroticsのことをとどめておいていただきたい。
どエロ魂をオマージュに変えて。





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