古式ゆかしきオリンピズム

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北京五輪 ブログでやってはいけないこと【1】文章編Ameba Newsより)

さあ各メディアがこぞって情報合戦を展開するオリンピックがいよいよ明後日8日に開幕する。テレビ、ラジオ、新聞はもちろんだが、大きく幅を利かせるのがインターネットだ。ただ単に試合結果にとどまらず、ほんの些細な選手の言動をも仰々しい見出しとともに今回もまき散らしてくれると思われる。

ここで問題になるのがブログだ。選手たちの活躍に一喜一憂したくなるのも頷ける話であるが、IOC(国際オリンピック委員会)が「ブログ・ガイドライン」なるものを発行し、ブログエントリ作成の際の注意事項を定めているという。またまた自由な空間インターネットでの規制である。要するに記事にしていいことと悪いことが記されている。

まずはエントリを作成し公開することを「ジャーナリズムの一形式ではなく、合法的な個人的表現形式」とした上でその内容を個人的なオリンピック体験に制限している。元記事によれば「前半30分、XX選手がoo選手からのクロスにヘッドで合わせて得点」という表現は禁止され、競技に対する個人的な感想「あのシュート超感動した」と記さなければならないという。テレビで観覧した際の感想文を書けと言っているようなものである。

「北島康介、男子200メートル平泳ぎ2分07秒38の世界新記録で優勝」はダメだけど「北島康介、平泳ぎが意外にうまいじゃん」だったらOKということだ。

IOCが言わんとしている主旨がいまひとつ伝わってこないのは何故だろう。逆に言うと何をそんなに恐れているのだろう。という感じだ。もちろんこの規約にはプライバシーを侵害するようなもの、あるいは情報漏洩につながるものなどの公開も禁止している。インターネットと言えども公開に際して最低限のルールは守る必要があるのは当然で義務でもある。しかし選手の発言や競技データの使用すら認めないこの規約には、主要メディアの1次情報のみを保守しようとするIOCの及び腰がありありと見てとれる。様々な権利権限が渦巻く世界の祭典であるための措置として大きく規制するに越したことはないのは簡単に理解できるが、どこか空々しいIOCとは逆にメディアとしてのインターネットの破壊力の凄さを実感するものでもある。

アテネ五輪で金メダルを穫った時の北島康介の名言「チョー気持ちいい」から4年。今年はどんな名言を吐いてくれるのか楽しみでもあるが、それを書いては規約違反となる。ここobsqrではオリンピックの結果や感想など公開することは無いと思う。しかしIOCが「オリンピック憲章に定められたオリンピック精神およびオリンピズムの根本原則に従い、品位のある、趣味のよいもの」と言ってるからには書かないわけにはいかない。

「北島康介 男子200メートル平泳ぎ レーザーレーサーが脱げフリチンに! 気付かず表彰台へ」

オリンピズムって何だろね。



VENUS北京―篠山紀信北京オリンピック女子アスリート写真集 (サブラムック)



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