バイクの上のヴァイオリン弾き

ヴァイオリン

ヴァイオリン作りで生計を立てる今年の仮面ライダー
日経パソコンオンラインより)

仮面ライダー稼業も大変だ。
敵を倒すだけでは収入につながらない。

いっそ背中にスポンサーネームを貼付けて闘えばいいのに。
あるいはライダーなんだからバイクの車体に広告とか。
ヒーローの姿としてはちょっと悲しいが。

ヴァイオリン職人とはなかなかに味がある。いいチョイスだ。
仮面ライダー響鬼(ひびき)でも音楽を取り入れていたが
あれはシリーズの中でも(評価は低かったようだが)かなり異色だった。
制作者サイドもいろいろと模索をしているところなのだろう。

戦闘シーンのBGMでクラシック音楽を使うというのも新鮮だ。
アニメなどではしばしば使われる手法だが。
そのうちヴァイオリン(の形をした武器)を振り回して闘うような
スタイルになるのではなかろうか。業界からのクレーム覚悟で。
弓が変形して鞭になる、というのはちょっとありきたりだから
馬に変身してみてはどうか。しっぽだけは活かされる。
これからのライダーは馬にまたがる時代である。で背中にヴァイオリン。

がっこんがっこんいわせながら敵をなぎ倒すその姿はあたかも
指揮者の意向に沿いかねて半狂乱になり他の楽団員に八つ当たりする
捨て身のコンサートマスターのような様相を呈することだろう。
子供にもウケるかもしれない。
パパ、ヴァイオリン買って。
おお、クラシックを習うのか。
ううん、悪い奴らをやっつけるの。
子供の正義感は高価くつく。

意外なものを武器として使う、というアイデアは興味を引きつけやすい。
できれば日常にありふれたものがいい。
専業主婦なら調理器具。
サラリーマンならネクタイや定期券。
女子校生はもちろんケータイだ。

携帯電話は武器化する、と唱えたのは大槻ケンヂだが、その後実際に
ケータイのアンテナを相手の胸に突き刺して死亡させるという事件
起き、一気に現実味を帯びてきた。(↑文字コードをEUCに切り替えてご覧下さい)

ならば今どきのスケバン刑事はヨーヨーではなくケータイを
振り回すことになるんだろうな。と以前想像してみたことがある。
ボタンを押すとちゃきーんと変形してメリケンサックになるとか。
アンテナがびょーんと伸びて高圧電流が流れるとか。
ただしバッテリーがもたないので電撃はいちばん最後のキメ技。
最近のケータイはアンテナ内蔵タイプが多いのでここはやはりフリップ
(折りたたみ)ではなく昔のストレートシェイプの機種でやってほしい。

なんてことを膨らませて遊んでいたら、本当にそんなドラマが出てきて
しまって唖然とした。考えることはみんな一緒なのね、と。

『ケータイ刑事』Wikipedia
『ケータイ刑事』Amazon.co.jp

で、仮面ライダーである。
あの番組は視聴率そのものよりも、関連グッズの売り上げで
成功かどうかを評価・判断されるらしいので。
ここはひとつ、楽器製作業界に奮起してもらって子供のための
(武器にもなる)ヴァイオリンを開発・量産していただきたい。
影響が回り回って、クラシック業界にも波及するかもしれないし。

影響の方向性を誤って、オーケストラ楽器がすべて武器化されてしまう
ような状況に陥ると少々困るが。


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