ギャル曽根は新時代のAV嬢である

ギャル曽根

「大食嬢」急募 女性限定のお好み焼き大食い大会開催へ
asahi.comより)

大食い女性がモテはやされるようになったのはいつ頃からだろうか。
というか大食いそのものが「芸」として認知されるようになったのは。

そこを検証しようとすると私は考えただけで気分が悪くなる
(大量に食べられない)ので、今回は別の角度から攻めてみたい。

大食いを売りにしているタレントさんは圧倒的に女性が多い。
医学的に女性が大食いに向いているのかどうか、は知らない。
だが「食べること」そのものへの欲求は、たぶん男性よりも
女性の方が強いように感じる。
出産、というイベントをつねに抱えているからだと思う。

食欲と性欲の中枢は連動している、という話もある。
脳の近い部位が反応しているらしい。
だからオンナはふられた時ヤケ食いに走るのさ、などと
訳知り顔でのたまう人もいるが、あれは単純に生存本能が
はたらくためだと私は考えている。
(多くの)女性は男性からの庇護を失うことで、不安に陥る。
その状況を脳が「危機」だと認識し、健全な状態に戻そうとする。
それが「食べる」という行動につながるのではないか。

私は、女性が食べる様子はセクシーだと感じる。
もりもり食べれば申し分ない。
世の男性陣も同じような感覚で、大食女性タレントを見ているのでは
ないだろうか。
ストレートな「性」が様々な要因で表面化しなくなった現代。
その代償として彼女らの「芸」が、受け入れられているのでは。
いや、性と芸をかけたわけではない。決してない。

性も多様化しつつある。
グラビアアイドルばかりが「女性性」の代表ではない。
食うことによって性をアピールする人がいてもいい。
泣くこと。笑うこと。怒ること。叫ぶこと。
人間の行動としては非常に原始的なそれらが、女性としてのセクシーさを
演出することにもつながる。

逆にいえばそれだけ原初の「人間性」が、現代では目にする機会が
少なくなったということの証しではないだろうか。

ともあれ、活き活きと活動する人は美しい。
女性のチャームポイントは“生命力”だと私は思う。
瞳を輝かせ、何にでも興味を持ち、よく笑い、泣き、食べる。
懸命に生きている人が、いちばん魅力的なのだ。

虚飾を捨て、ただ生きる。
現代人の美意識は、今そこに立ち返ろうとしているのかもしれない。


関連記事

コメントを書く

次のXHTMLタグが使用できます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

トラックバックURL