置き菓子の多き瑕疵
「置き菓子」商戦、始まる?(スラッシュドットジャパンより)
置き菓子、とはいわゆる「置き薬」の供給システムを菓子類に応用したもので、主なターゲットは企業のオフィスであるようだ。
代表格はオフィスグリコ。
現時点では首都圏・愛知県内・近畿地区・そして福岡で展開されている。あなたのオフィスでは導入済みだろうか。
置き薬のような販売形態を一般に配置販売業と呼ぶらしいが、お菓子の場合は
それに比べればさほど厳密なものでもなく田舎の路傍によく設置されている野菜などの
“無人販売所”的な、使用者の良心に根ざしたものではないかと思う。
設置場所がオフィスならそう野放図な使われ方もすまい、という目論みもある
のだろう。
このあたりはとても「日本的」だ。
海外ではとてもじゃないが、成立しないのではないか。自販機も同様だが。
消費者のすぐ手の届くところに、商品を配置する。商売の基本といえる。
現代人において、過ごす時間がいちばん長いのは、圧倒的にオフィス。
そこにメーカーが目をつけるのはある意味当然であろう。
ちょっと大きな企業なら購買部を設けたり、それが無理なら設置する自販機の
種類を充実させたりという手もあるが、お菓子についてはやはり一定の
「鮮度」が求められる。
週一で補充等のメンテが入るグリコの手法は理想的なのかもしれない。
特にアイスクリームなどは冷たいうちにすぐ食べられれば重宝するだろう。
ちなみにチェックの結果消費量に対して投入(売上)額が不足している際は
企業側が差額を補填することになっているようだ。
もしこれが原因で会社が傾いたら、目も当てられない。
少子化のおり、菓子類の消費は今後ますます減っていくことだろう。
これからのメインのお菓子消費者層は、社会人へとシフトするに違いない。
すでにコンビニなどではスイーツ購入者の多くが20〜30代の男性であるという。
(参考:男性の「スイーツ好き」は増えているのか エキサイトニュース)
コンビニに行く暇もない激烈企業戦士こそ、糖分をたっぷり補給して
もうひと踏ん張りしたいところであろう。そこにメーカーは寄り添っていく。
見事なものだ。オフィスにずかずかと踏み込んでいく保険勧誘員よりは
はるかに歓迎されるはず。
私自身は「オフィス」と呼ばれるような職場で働いたことがほとんどない。
なのでこの置き菓子制度の必然性もさほど感じない。
職場で、菓子を食う。
この行為が身近に感じられないのだ。
世のオフィスワーカーは、それだけ事務所にカンヅメになる(:ならされる)
状況に追い込まれているのだなあ、と。
お菓子をのんびり味わう余裕も与えられず。
仕事の量は増える一方。
また今日も帰れない。お菓子でも食って我慢するか。
置き菓子の普及が、日々のサラリーマンの就業状況を窺わせる。
便利が近づけば、幸せは遠ざかる。そんな気がする。
参考:職場に置き菓子サービス「オフィスグリコ」(GIGAZINEより)
置き菓子、とはいわゆる「置き薬」の供給システムを菓子類に応用したもので、主なターゲットは企業のオフィスであるようだ。
代表格はオフィスグリコ。
現時点では首都圏・愛知県内・近畿地区・そして福岡で展開されている。あなたのオフィスでは導入済みだろうか。
置き薬のような販売形態を一般に配置販売業と呼ぶらしいが、お菓子の場合は
それに比べればさほど厳密なものでもなく田舎の路傍によく設置されている野菜などの
“無人販売所”的な、使用者の良心に根ざしたものではないかと思う。
設置場所がオフィスならそう野放図な使われ方もすまい、という目論みもある
のだろう。
このあたりはとても「日本的」だ。
海外ではとてもじゃないが、成立しないのではないか。自販機も同様だが。
消費者のすぐ手の届くところに、商品を配置する。商売の基本といえる。
現代人において、過ごす時間がいちばん長いのは、圧倒的にオフィス。
そこにメーカーが目をつけるのはある意味当然であろう。
ちょっと大きな企業なら購買部を設けたり、それが無理なら設置する自販機の
種類を充実させたりという手もあるが、お菓子についてはやはり一定の
「鮮度」が求められる。
週一で補充等のメンテが入るグリコの手法は理想的なのかもしれない。
特にアイスクリームなどは冷たいうちにすぐ食べられれば重宝するだろう。
ちなみにチェックの結果消費量に対して投入(売上)額が不足している際は
企業側が差額を補填することになっているようだ。
もしこれが原因で会社が傾いたら、目も当てられない。
少子化のおり、菓子類の消費は今後ますます減っていくことだろう。
これからのメインのお菓子消費者層は、社会人へとシフトするに違いない。
すでにコンビニなどではスイーツ購入者の多くが20〜30代の男性であるという。
(参考:男性の「スイーツ好き」は増えているのか エキサイトニュース)
コンビニに行く暇もない激烈企業戦士こそ、糖分をたっぷり補給して
もうひと踏ん張りしたいところであろう。そこにメーカーは寄り添っていく。
見事なものだ。オフィスにずかずかと踏み込んでいく保険勧誘員よりは
はるかに歓迎されるはず。
私自身は「オフィス」と呼ばれるような職場で働いたことがほとんどない。
なのでこの置き菓子制度の必然性もさほど感じない。
職場で、菓子を食う。
この行為が身近に感じられないのだ。
世のオフィスワーカーは、それだけ事務所にカンヅメになる(:ならされる)
状況に追い込まれているのだなあ、と。
お菓子をのんびり味わう余裕も与えられず。
仕事の量は増える一方。
また今日も帰れない。お菓子でも食って我慢するか。
置き菓子の普及が、日々のサラリーマンの就業状況を窺わせる。
便利が近づけば、幸せは遠ざかる。そんな気がする。
参考:職場に置き菓子サービス「オフィスグリコ」(GIGAZINEより)






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