【VIDEO】巨大生物の画像特集

久留米あたりの言い方だと思うが、とても大きい、という状態を感嘆の気持ちを込めて表現する際に、こう言う。

うまんごつふとか

うまんごつ、は「馬のごとく(ように)」。ふとか、は「大きい(太い)」。
馬みたいにデカいなあ、と言っているわけだ。
たとえそれが馬よりも大きな物体であったとしても、慣用句的に使われる。
うまんごつふとかビル。うまんごつふとか飛行機。うまんごつふとかナウマン象

おそらくは、その当時その地域において「大きいもの」の象徴が馬だった
のだろう。確かに馬は、実際に目の前にするとひどく巨大に、威圧的に見える。

ところが熊本あたりになると、この表現が少々変わる。

まうごつふとか

まうごつ、は「舞うがごとく」から変化したものだと思う。
さらに縮めて「まっご」という言い方もされる。
踊るように大きい、となるとちょっと妙なつながり方になるが。
まあ英語でいう「VERY」と同じ意味と捉えて間違いない。
とても、非常に、という状態を「踊り出すように」と表現する熊本県人の
楽天的な気質が窺えて面白い。とりあえず踊ってしまえ、と。

熊本では、馬を食う。日常的に。
代表的な名物料理が「馬刺(ばさし)」だ。私はいまだに食ったことがないが。

日常的に接する機会が多いとなれば、それがとりわけ「大きい」という
感覚を持つことはないと思う。
そうして「うまんごつ」は、語感の似ている「まうごつ」に次第に変化して
いったのではないか、と私は考えている。正しいかどうかはわからないが。

馬に対する意識の違い。
身近な存在に、感動は抱かない。VERYの表現には当然そぐわない。
それぞれの生活形態によって表現の「ものさし」も変わっていく。

件の映像における「巨大生物」たちも、場所や条件が変われば通常のサイズ
と認識される場合もあるかもしれない。
中にはフォトショッパブルな画像もあり、信憑性は今ひとつだが。

何がVERYで、何がVERYでないか。

その「ものさし」は、移り変わっていく。いとも簡単に。


ネタ元:巨大な物が怖い((((((;゚Д゚)))))) ガクガクブルブル
スピードネーターより)


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