歌わせろ心のおもむくままに
カラオケのイメージ映像にありがちなシーン
(ニュー速VIPブログ3より)
カラオケのイメージ映像というものは、実際のところ、なくても一向に構わない。
むしろ、歌詞を追うのに邪魔になるケースもある。
私はカラオケでは主に洋楽を歌う。
歌詞は当然英文が並ぶので、文字通り単語を「追う」ことに気を取られる。
映像などに目を奪われている余裕などないのだ。
なぜそこまでして洋楽を歌うのか、と問われれば。
楽しいから、と答えるより他にない。
80年代歌謡曲縛りやアニソン縛りなど、カラオケの楽しみ方も多様化する現在。
洋楽縛りにこだわってもよいではないか。
洋楽におけるイメージ映像の場合、多くは海外の風景や街中での人々の様子
などを流す。もともと収録曲数が少ないジャンルであるため、用意されている
映像も限られている。いきおい、使い回されるソースも増えてくる。
どの曲のどのタイミングでどの映像が出てくるか、ほとんど覚えてしまっている。
しまいにはその曲の持つイメージそのものが、お決まりの凡庸なカラオケ映像に
すり替わってしまいそうで、我ながら心配になるほどだ。
長年の間大切にしてきた曲のイメージに悪影響を及ぼすくらいなら、いっそ
背景はブルーバックにしてしまいたい。
各機種にはそういう機能も装備してほしいところだ。「映像を切る」ボタン。
あるいはFlickrあたりから画像を引っ張ってきて、ランダムに表示するだけでも
よい。これはさすがに権利関係が難しいと思うが。
そう、静止画でも充分だ。無理に動画を使う必要はない。
映像もカラオケデータと共に通信回線で送られているのかどうかは知らない
(たぶん機器にROMで組み込まれているものと思う)が、その分の負担が
減らせるのであればそれもよし。
ハードよりもソフトの質を向上させなければ、客はやがて離れていくと思う。
音質については(機種にもよるが)かなり改善されてきた。
これからは映像だ。
そこが充実すれば、カラオケはエンターテイメントとしてさらなる広がりを
見せることだろう。
女医ハックと呼ばれるシステムがある。
ノートPCなどをカラオケ店に持ち込んで、据え置きの機器にダイレクトに
接続してオリジナルのカラオケデータを再生させ楽しもうというプロジェクトだ。
Mac版とWin版、それにiPhone/iPod Touch版も開発が進んでいるようだ。
私は試したことがないのだが、その動向には以前から注目している。
私自身も、かつて同じようなことを考えていた。
PC上でMIDIデータ(音楽)に合わせて好きな映像を再生させるソフトがあり、
それを使ってお手製のカラオケ映像をこしらえたのだ。
かねてからどうしても歌いたい曲があるのだが、どの機種にも入っていない。
ならば自分でつくってしまおう、という単純な動機である。
きちんとメロディのタイミングに合わせて歌詞の色もスクロールする。
キーも変えることができる。あとはこれをカラオケ店で実際に試すのみ。
そうやって苦心して作り上げたデータだが、ある日いつもとは別のカラオケ店
に行ってみて、その曲が正式にリストに入っていることに気づいた。
がっくりしつつも、その曲を歌う。ああやっぱり音質はPCよりも数段良い。
かくしてそのお手製カラオケは日の目を見ることなくお蔵入りと相成った。
ちなみに曲はNew Orderの『Regret』、入っていた機種はHyperJoy。
Regretは“後悔”という意味。何とも皮肉な話である。
前述の女医ハックにせよ、私のお手製カラオケにせよ、現状のカラオケに
不満を持つユーザの手により生まれたものである。
カラオケ自体がお客のニーズに合わせて柔軟に対応できれば、こんな手の込んだ
システムなど必要ない。
お客の好みは今後さらに多様化していくことだろう。
業界がそれにどこまで追従できるか。
カラオケが単なるレクリエーションから新たな次元へと進化する、重要な
ステップとなることだろう。
望むのは、歌いたい曲を、ベストな環境で歌う。
ただそれだけのことだ。
(ニュー速VIPブログ3より)
カラオケのイメージ映像というものは、実際のところ、なくても一向に構わない。
むしろ、歌詞を追うのに邪魔になるケースもある。
私はカラオケでは主に洋楽を歌う。
歌詞は当然英文が並ぶので、文字通り単語を「追う」ことに気を取られる。
映像などに目を奪われている余裕などないのだ。
なぜそこまでして洋楽を歌うのか、と問われれば。
楽しいから、と答えるより他にない。
80年代歌謡曲縛りやアニソン縛りなど、カラオケの楽しみ方も多様化する現在。
洋楽縛りにこだわってもよいではないか。
洋楽におけるイメージ映像の場合、多くは海外の風景や街中での人々の様子
などを流す。もともと収録曲数が少ないジャンルであるため、用意されている
映像も限られている。いきおい、使い回されるソースも増えてくる。
どの曲のどのタイミングでどの映像が出てくるか、ほとんど覚えてしまっている。
しまいにはその曲の持つイメージそのものが、お決まりの凡庸なカラオケ映像に
すり替わってしまいそうで、我ながら心配になるほどだ。
長年の間大切にしてきた曲のイメージに悪影響を及ぼすくらいなら、いっそ
背景はブルーバックにしてしまいたい。
各機種にはそういう機能も装備してほしいところだ。「映像を切る」ボタン。
あるいはFlickrあたりから画像を引っ張ってきて、ランダムに表示するだけでも
よい。これはさすがに権利関係が難しいと思うが。
そう、静止画でも充分だ。無理に動画を使う必要はない。
映像もカラオケデータと共に通信回線で送られているのかどうかは知らない
(たぶん機器にROMで組み込まれているものと思う)が、その分の負担が
減らせるのであればそれもよし。
ハードよりもソフトの質を向上させなければ、客はやがて離れていくと思う。
音質については(機種にもよるが)かなり改善されてきた。
これからは映像だ。
そこが充実すれば、カラオケはエンターテイメントとしてさらなる広がりを
見せることだろう。
女医ハックと呼ばれるシステムがある。
ノートPCなどをカラオケ店に持ち込んで、据え置きの機器にダイレクトに
接続してオリジナルのカラオケデータを再生させ楽しもうというプロジェクトだ。
Mac版とWin版、それにiPhone/iPod Touch版も開発が進んでいるようだ。
私は試したことがないのだが、その動向には以前から注目している。
私自身も、かつて同じようなことを考えていた。
PC上でMIDIデータ(音楽)に合わせて好きな映像を再生させるソフトがあり、
それを使ってお手製のカラオケ映像をこしらえたのだ。
かねてからどうしても歌いたい曲があるのだが、どの機種にも入っていない。
ならば自分でつくってしまおう、という単純な動機である。
きちんとメロディのタイミングに合わせて歌詞の色もスクロールする。
キーも変えることができる。あとはこれをカラオケ店で実際に試すのみ。
そうやって苦心して作り上げたデータだが、ある日いつもとは別のカラオケ店
に行ってみて、その曲が正式にリストに入っていることに気づいた。
がっくりしつつも、その曲を歌う。ああやっぱり音質はPCよりも数段良い。
かくしてそのお手製カラオケは日の目を見ることなくお蔵入りと相成った。
ちなみに曲はNew Orderの『Regret』、入っていた機種はHyperJoy。
Regretは“後悔”という意味。何とも皮肉な話である。
前述の女医ハックにせよ、私のお手製カラオケにせよ、現状のカラオケに
不満を持つユーザの手により生まれたものである。
カラオケ自体がお客のニーズに合わせて柔軟に対応できれば、こんな手の込んだ
システムなど必要ない。
お客の好みは今後さらに多様化していくことだろう。
業界がそれにどこまで追従できるか。
カラオケが単なるレクリエーションから新たな次元へと進化する、重要な
ステップとなることだろう。
望むのは、歌いたい曲を、ベストな環境で歌う。
ただそれだけのことだ。







コメントを書く