【VIDEO】伊勢田大博覧会

ある意味、衝撃的である。

伊勢田勝行は関西学院大学出身、神戸在住の自主制作映像作家。
ネット上での情報は少ないが、マニアの間では絶大なる支持を集めている様子。
パソコンを始めとするデジタル機器を一切使わず(本人はPCを持っていない)、
独自の手法で独特の作風のアニメを量産しているらしい。
作画からアフレコに至るまで、すべて自分ひとりで行っているとのこと。

上記の動画は来たる05月17日に新宿ロフトプラスワンにて開催される
イベント『伊勢田大博覧会』の告知であるようだ。映像ソースは『浅瀬で
ランデブー』という作品らしい。

もう、脳が溶けるかと思った。
とても2008年現在の作品とは思えない。
箱庭の学園。クローズドな青春。
それでいて、どこか味わい深い。
ただつくりたいという情熱に猛烈に突き動かされた結果の産物。
しかしここには類い稀なるオリジナリティが存在する。

誰からの影響も受けない、というスタンスを保つのは難しい。
特に創作の分野においては。
彼の場合はおそらく、それを意図的に排除したわけではないのだと思う。
頭の中にある映像を、自分にできる方法でそのまま具現化した。
結果的に、どこにも属さない、他の何物にも似ていない作風が生まれた。
創作とは本来そういうものであったはず。
アマチュアであることの強み。
今更ながらに、思い知らされる。

音声はラジカセをふたつ並べた原始的な多重録音で制作されているそうだ。
私も高校生の頃、そうやって宅録を楽しんでいた。
その頃の情熱が、今の私に残っているか。

伊勢田作品は、そんな思いを私の喉元に無造作に突きつける。



ネタ元:ザイーガ


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