空も企業が支配する

Flogo

「ロゴの雲」を空に浮かばせるマシン『Flogo』WIRED VISIONより)

Flogoは、人工の「雲もどき」をつくって空に飛ばすプロジェクトであり
そのシステムであり実際につくって飛ばした物体をも指す名前であるようだ。
形状は人間の想像力が及ぶ限りどんなものでも生み出せるという。


石鹸ベースの泡とヘリウムのようなガスの混合体でつくるらしいが、詳しいことは
わからない。写真をよく見ると確かに物質は泡の固まりに見える。



どんなマシンで製造するのかもサイトには掲載されていない。
謎が多い。

もう少し大型で、持続力の高いものが生み出せるようになれば
広告に活用できるかもしれない。あと、カラーリングが可能になれば。
現状では大きさが60cm、90cm、120cmの3種類で、数分から1時間程度しか
もたないらしい。これでは人目に触れるのが難しい。

まあイベント等でのアトラクション的には使えるかもしれない。
レンタルには2500ドル(約26万円)ほどかかるらしいが。
工夫次第で面白い効果が上げられると思う。

あまりにも大きくてなかなか消えない「雲」が上空のいたるところに
乱造されてはさすがに不都合も出てくるだろう。
航空機やヘリコプターなどの飛行の邪魔になるだろうし。
物質による環境への影響も心配される。

日常で空を見上げることもずいぶんと少なくなったが。
ふと見上げた空にまで、企業広告がひしめいているという状況は。
あまり想像したくない。

雲の形を見て、あれこれと想像力を膨らませた幼き頃。
それを妨げるようにするりと視界に割り込んでくる、企業ロゴ。

そんな笑い話にもならない光景が、現実になるかもしれない。

子供達はどう感じるだろうか。

関連記事

コメントを書く

次のXHTMLタグが使用できます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

トラックバックURL