阿呆巻き
●ロールケーキや和菓子 節分の恵方巻きに新顔次々 福岡
(asahi.comより)
節分である。
豆をまくのは面倒だし何となく気恥ずかしいが、特定の方角を
向いて無言で太巻き寿司を食べるだけならラクだ。
ということで徐々に定着しつつあるのかもしれない。
結局のところこれも業界の仕掛けた戦略であるわけだが
(参考:wikipedia - 恵方巻の項目)
(節分1:恵方巻(丸かぶり寿司)の謎を解明 - All Aboutより)
敢えてそれに乗ってみるのもいいかもしれない。
日本人とは“風習”にのっかるのが好きな民族であるようだ。
巻き寿司はあまり口にしないが、ロールケーキならイケる。
丸かぶりも余裕でできる。何なら一口で飲み込む。
もはや伝統うんぬんとは何の関連もなくなってしまうわけだが
もともとが何の根拠もない(と言い切ってしまうのも語弊は
あるだろうが)習慣であるだけに、文字通り「カタチだけ」
踏襲してあとはそれぞれのアレンジにまかせるのは流れとして
理想的だといえる。
風習というのは宗教的な成り立ちももちろん多いだろうが、
その時代の風潮や単なる流行が“なんとなく”日常的に定着して
しまったものも中にはあるだろう。
その“なんとなく”定着した内容が、その民族の本質を浮かび
上がらせると私は思う。
無意識とは、いくつもの意識の重なりの上に成り立つ。
風習は風のように駆け抜け、吹き飛ばされなかったものだけが
そこに残る。
毎年1月下旬から2月上旬にかけては、どの業界も商業的に
不振に陥る。そこで恣意的なキャンペーンが展開される。
それに乗るか反発するかは、消費者の自由だ。
ただ、どういう態度を示してみせても「消費者」の立場の
範疇を出ないことは、間違いない。
丸かぶりするものが違うだけだ。







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