あまねく生録オン・ザ・ロック
ガンマイク片手に音で拾う 生録マニアのディープな世界(R25より)
私たちの身の回りには多種多様な音が存在する。それらを普段意識することはあまりないけれど、情報源として視覚とさして変わらないくらい重要だ。目の前にあるものを見て、感じることよりもどこからともなく聞こえてくる音に対して感じることのほうがイマジネーションの振り幅は確実に大きい。
この野外における様々な音を収集する「生録マニア」なる趣味が静かなブームを呼んでいるそうだ。一昔前から環境音を録音して楽しむという趣味はなくはなかったが、そのツールの進化が今回録音技術のない素人をも巻き込んでいると聞く。
ソニーの「リニアPCMレコーダー」
まずは音質が従来のものとは比較にならないほど改善されているらしい。つまりは録音方式に圧縮ファイルを使わずに生のままを記録するということ。CDの音質と比べてみてもその音質の良さは遜色がないどころか圧倒的だという。これほど手軽にハイクオリティな生録音が可能になったとあらば、需要は大きい。手にした人たちが街や野山に繰り出し、その魅力にハマってしまうのは当然の流れと言えよう。
録り終えた後の再生もまた楽しい。多少強引ではあるが、見たままを感じる漫画的な要素が大きいビデオカメラに比べて、ICレコーダーは音から想像力を駆使しなければならない点においてとても小説的だ。イマジネーションの強要である映像とは逆に、音声はイマジネーションを選択する無限の自由に溢れている。それだけでも録る歓びは大きい。
波の音や森の鳥たちの鳴き声、川のせせらぎに街の喧噪。身近にあって気づかない音は確かに数多く存在する。それらを風の吹くまま気の向くまま、散歩がてらに録音するのも大人の情緒を満たす趣味として充実感を得られるものではないだろうか。
もちろん夜は照明を一つ落としてその音を聴きながら、オン・ザ・ロックでも。


私たちの身の回りには多種多様な音が存在する。それらを普段意識することはあまりないけれど、情報源として視覚とさして変わらないくらい重要だ。目の前にあるものを見て、感じることよりもどこからともなく聞こえてくる音に対して感じることのほうがイマジネーションの振り幅は確実に大きい。
この野外における様々な音を収集する「生録マニア」なる趣味が静かなブームを呼んでいるそうだ。一昔前から環境音を録音して楽しむという趣味はなくはなかったが、そのツールの進化が今回録音技術のない素人をも巻き込んでいると聞く。
ソニーの「リニアPCMレコーダー」
まずは音質が従来のものとは比較にならないほど改善されているらしい。つまりは録音方式に圧縮ファイルを使わずに生のままを記録するということ。CDの音質と比べてみてもその音質の良さは遜色がないどころか圧倒的だという。これほど手軽にハイクオリティな生録音が可能になったとあらば、需要は大きい。手にした人たちが街や野山に繰り出し、その魅力にハマってしまうのは当然の流れと言えよう。
録り終えた後の再生もまた楽しい。多少強引ではあるが、見たままを感じる漫画的な要素が大きいビデオカメラに比べて、ICレコーダーは音から想像力を駆使しなければならない点においてとても小説的だ。イマジネーションの強要である映像とは逆に、音声はイマジネーションを選択する無限の自由に溢れている。それだけでも録る歓びは大きい。
波の音や森の鳥たちの鳴き声、川のせせらぎに街の喧噪。身近にあって気づかない音は確かに数多く存在する。それらを風の吹くまま気の向くまま、散歩がてらに録音するのも大人の情緒を満たす趣味として充実感を得られるものではないだろうか。
もちろん夜は照明を一つ落としてその音を聴きながら、オン・ザ・ロックでも。








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